FXの大損をトルコリラで取り返す

2015年に始めたFXで150万→230万、そしてFXチャイナショックで一日でマイナス150万。もうやめようかと思いましたが、残った80万でトルコリラを運用したら5年分のスワップで損が取り戻せる可能性があることに気付く。本当に可能なのか実験してみることにしました。

強制ロスカット

資金管理が出来ないと強制退場。

 

FXの世界ではいつもいつも言われることですが、

リスクオンの楽観ムードになるとそのことを忘れてしまい、

高いレバレッジをかけてしまう人は後を絶ちません。

 

かくいう私もその1人です。

 

150万で始めたFX、主に一日に何度もトレードをするスキャルピング

稼いでいました。

 

150万の元手は数ヶ月で230万になり、慢心があったのだと思います。

 

超短期だから価格変動リスクは少ないはず。

いざとなったら逃げればいい。と安易に考えていました。

 

逃げることができない状態になるとは露ほども思わず・・・

 

2015年8月24日深夜、その時がやってきました。

 

中国の人民元切下げ、上海株の暴落から始まった

リスクオフの流れから、日本株は大幅下落。

その流れは欧州、アメリカ市場がオープンするにつれて加速しました。

 

ドル円は心理的節目の120円割れ寸前でした。

120円手前でオプションの防戦買いもあり、

一旦反発があるだろうと思ってポジションを取りました。

しかし、力なくずるずると下げ続け、

損切りする間もなく、その瞬間はやってきたのです。

 

一瞬、何が起こったのかわかりませんでした。

 

ドル円が116円台???

 

値が飛びました。

日中には88円台もつけていたオージー円も、

82円台というまさかの急落です。

 

そしてその瞬間、画面のポジション一覧がきれいに消えていました。

 

強制ロスカットです。

 

私は、1年近くかけてコツコツと積み上げてきた利益を

数分で吹き飛ばし、さらに元本も半分にしてしまったのです。

 

画面を確認すると、230万あった証拠金は80万になっていました。

1日で150万の損失です。

 

120円手前で数pips、金額にしたらわずか1~2万円取ろうと、

色気を出した代償としてはあまりにも大きいものでした。