FXの大損をトルコリラで取り返す

2015年に始めたFXで150万→230万、そしてFXチャイナショックで一日でマイナス150万。もうやめようかと思いましたが、残った80万でトルコリラを運用したら5年分のスワップで損が取り戻せる可能性があることに気付く。本当に可能なのか実験してみることにしました。

想定以上の強さ!

39円台をうろうろしていた時は、

40円回復がすごく高いハードルに見えましたが、

最近は41円もなかなか割れない展開が続いています。

 

こうなると40円のラインは磐石に見えてくるの

ですから、人間って不思議というか、

自分勝手なものですよね。

 

とは言いつつ、個人的にはまた40円を割って

くる可能性は高いと思っています。

 

上は42円、43円くらいまではあるかも知れませんが、

44~45円というのは全くイメージがわきません。

 

正直、今は上も下もボラは要らないです。

 

下はもちろんですが、ハンパに上に行っても

決済したい誘惑にかられる。

 

それよりも値動きがなければ、月に5万円を

超える収入があるわけです。

 

とりあえずは、1年くらいはスワップ

貯めたいですね。

この1年以内に20円を切って強制ロスカット

というような最悪な事態は勘弁してほしいです。

 

 

 

 

 

ドル弱すぎ

先週は、ドルが独歩安の展開でした。

 

120円台から3日で118円台まで下落。

しかしながら、決して円高ではなかった

というのがミソです。

 

豪ドル/ドルや、NZドル/ドルは

すごい勢いで上昇しました。

 

クロス円は総じて堅調でした。

 

要は、一番弱い通貨がドルだった

というだけで、円は相場のテーマからは

外れていました。

 

そんな流れだから当然ドルトルコも下落し、

ドル円の下落をカバーしてもあり余ったのか、

41円週末をむかえました。

 

しかしながら楽観はできません。

 

リスクオフで円買いが相場のテーマに浮上すると

ドル円下落、ドルトルコ上昇という最悪の展開になります。

 

ドルが一方的に売られている今のほうが、

まだトルコ円にとってはいいのかもしれません。

小休止?

先週末はトルコで大規模テロが起き、

トルコリラ円は今週窓を開けてスタートしましたね。

 

テロは悲しいことですが、それだけで

為替のトレンドが変わるようなことでもないと

私は考えています。

 

むしろアメリカの利上げ観測がまた遠のいて、

ドル円が軟調であり、それに引っ張られて

トルコリラ円も停滞していると考えたほうが自然です。

 

個人的には、

「アメリカの利上げに関する発言に振り回されるの、

もうやめませんか?」と言いたい気分ですね。

 

過去の利上げを見ると、その後ドルが下がる

ことも多いみたいだし。

 

利上げ=ドル上昇 と決まっているなら

相場で負ける人はいませんからね。

 

あと、日銀の金融緩和。

 

これは個人的には当面は全く想定していません。

 

今、日本の投資家の多くに、「緩和待望論」が

出ていますが、そういう時にはまずやらない。

「待望論」があるある時に、白馬の王子は現れないのです。

 

誰もが思ってもない時にやる。

そういう人だと思います。黒田総裁という人は。

 

ドルも強弱さまざま、円も然り、

ということで、

トルコリラ円もしばらくはレンジが続くのではないでしょうか。

 

ついに41円台へ

トルコリラ円がすごい勢いで戻しています。

 

先週は39円台でしたが、

今週は一気に41円台半ばまで到達です。

 

私のポジションもかなりの含み益が出ています。

 

スワップ派にとっては運用を止めるときの

レートが重要なので、目先の上下は

あまり関係ないですけど、まあ悪い気は

しないですよね。

 

しかしながら、このまま38円台で大底を

打ったと考えるのは楽観的に過ぎると

思っています。

 

今の上げは、単に売られすぎた反動に過ぎない

のではないでしょうか。

 

短期対外債務が外貨準備高を超えているトルコ。

 

リスクオフになれば、また「怒涛」の売りが

待っていると考えるのが自然でしょう。

 

ただし、スワップ派にとっては、

こうやって上げたり下げたりを

繰り返し、気付いたら時間が経っていた

というのは良いパターンということもできます。

 

証拠金維持率が維持されていれば良いと考え、

あまり目先の動きに一喜一憂しないようにします。

 

 

過去の大損体験

恥をしのんで書きますが

自分は10年ほど前に、株で多額の利益を

得て、それを全て無くし、マイナスまでに

落ちた経験があります。

 

300万円の資金を1年ほどで5500万円に増やしました。

 

当時流行っていた、とある投資ファンドのような

会社の株を中心に買っていました。

 

まず現物を買い、それを担保に信用取引レバレッジ

かけて投資していたので、相場が上がる時は

みるみるうちに資産が増えていったのを覚えています。

当時は自分が一級の相場師になったような錯覚を

覚え自信満々でしたが、今になってみれば単にラッキーが

重なっただけだと思います。

 

ところがというか、やはりというか、その時も

ライブドアショックで株価が急落。

瞬間風速で5000万円以上もあった

利益は2ヶ月ほどで吹っ飛び、元本の300万円

も失いました。

 

毎日下がる株価を横目に、

「今日は追証資金をどうやって工面しようか」

ばかり考えていました。

 

そして、「頑張りすぎた」ために、

元本だけではなく、450万円ほどの借金を

背負ってしまったのです。

 

今更悔いても仕方ないことですが、

なんてバカだったのだ、と思います。

 

そして10年後の今でも、為替で損している自分は

成長がないのかと。

 

唯一の成長は、無理にトレードして

損を取り戻そうとしなくなったこと、

そして、資産の大半を預金にしていることでしょうか。

 

給料振込口座を妻の管理下に置き、

コツコツ貯めてもらったおかげで

当時の借金は無くなり、少しは蓄えもできました。

 

短期で一獲千金を考えず、コツコツやると

意外と貯まるということが分かったことも

スワップ派でやってみようと思ったきっかけの

一つです。

 

相場は逃げない。

こう自分に言い聞かせて、

トレードしたい衝動を抑えています。

 

 

40円定着なるか?

2日のトルコリラ円は、雇用統計の弱い結果を

受けてドルが弱含んだこともあり、40円を

回復しました。

 

40円が定着するというのは楽観的ですが、

一方的に下げる展開はひとまず脱したようです。

 

それにしてもアメリカ経済は利上げするほど

強くないと思います。

失業率は低い水準ですが、アメリカは今後

デフレになる可能性があります。

 

アメリカといえば過去30年間、程度の差はあれ

ほぼずっとインフレ傾向が続いてきましたが

足元ではインフレ率は1%を切る水準です。

これは日本のインフレ率を下回っているということです。

 

これで利上げなどしてよいのか、

と個人的に思います。

 

もしも利上げしたとしても、政策金利が、3%、4%と

上がっていくことはないと思います。

 

今は利上げ前の状態なのでトルコリラもドルに対し

弱いですが、利上げが頭打ちになるということが

すぐに露呈すると思いますので、

ドルトルコも、ずっと上げ続けるということは

ないと、希望も含めて考えています。

 

 

 

スワップのパラドックス

昨日のトルコリラ円は、

ついに39円を割り込みましたが、

今日は少し戻しています。

 

あまり日々の値動きは気にならなくなりました。

とは言っても、どんどん下がれば、

それは穏やかではいられません。

 

自分の場合は、16万通貨保有していますが

毎日1840円スワップが入ってきます。

 

レバレッジは5倍以内にしていますが、

ロスカットされればスワップなど何の意味もありません。

 

まあ、実際は口座に入金していないけれど

レバレッジ1倍にするだけの資金は一応あるので、

ロスカットはさせないつもりですが・・・。

 

ロスカットされないのと、投資として成功かは

全く別次元の話ですけどね。

 

当たり前の話で恐縮なのですが、

仮にトルコリラ円が今の半分の20円になったら

もらえるスワップも半額になってしまうんですよね。

 

その時トルコの金利が今の半分だったら、1/4になる。

 

その時日本の金利が上がっていたら、スワップ

払わなければいけなくなる。

 

日本とトルコの金利差が逆転するというのは、

可能性としては非常に低いですが。

 

ある程度の価値を維持し、そしてさらに

レンジor上げ相場でないと、スワップ派という

投資手法は成立しません。

 

トルコリラはこのまま下げて下値で固定

なんていう事態にならないことを祈るばかりです。