日銀据え置き後の乱高下3
それほど引っ張るネタでもないのですが、
自分としてはかなり衝撃的な値動きだったもので・・。
日銀の追加緩和見送りの発表後、120.30近辺まで
急落したドル円はすごい勢いで値を戻します。
60、70、80・・・
そしてついに発表前の水準である120.90へ。
この過程で、止めておけばいいものを
二匹目のドジョウを狙って120.68で
ショートを作ってしまった私。
異変には早く気づくべきでしたが時すでに遅し。
なんと121円を超えてきたではありませんか。
一体何が起きたのか?信じられません。
ニュースでは、日経平均の上昇だとか、
補正予算の報道が材料視されたとか
もっともらしいことを書いていますが、
実際のところ、
緩和見送り
→ロングの損切りで上が軽くなったのに加え、俄かショートが生まれる
→そいつらを狩ってやろうとストーリーを描いていた筋が仕掛ける
となって、どんどん上に上に持ち上げられてしまったのでは
ないかと思っています。材料云々は後付けでしょう。
自分はと言えばあまりのわけわからん動きにパニック気味です。
多くの個人投資家もそう思ったのではないでしょうか?
実際、「往復ビンタ」をくらった人も多数発生した模様。
しかし、数々の失敗が私を少しは成長させてくれていたみたいです。
何をしたかというと、ほとんど悩むことなく121円でショートを
損切りし、ドテンでロングを作ったのです。
その後の展開もすさまじいものでした。
2銭、3銭単位でぐんぐん上がっていき、
ものすごい上昇エネルギーで121.40超えまで
駆け上がりました。
私はというと、121.30ロングを止めて、2回目の
俄かショートでの突発的な損失をほぼ埋めることが
できました。最初のショートの利益を失わずに済みました。
とまあ、そんな経緯があったわけです。
その後はまたドル円は失速しますが
もう手出しは一切しませんでした。
利確したあとに余計な欲を出すと大やけどする。
ナンピンするくらいならドテンしろ。
またしても相場の格言を学んでしまいました。
今回は大怪我にならなかったのは、
一瞬はパニックになったものの、冷静さを
失わなかったからだと自己分析しました。
二匹目のドジョウを安易なノリで狙うのは・・・
もうやめます。