FXの大損をトルコリラで取り返す

2015年に始めたFXで150万→230万、そしてFXチャイナショックで一日でマイナス150万。もうやめようかと思いましたが、残った80万でトルコリラを運用したら5年分のスワップで損が取り戻せる可能性があることに気付く。本当に可能なのか実験してみることにしました。

トレンドは転換したのか?

トルコリラ円、16万通貨を絶賛保有中です。

 

フランスの悲惨なテロでイスラム国関連のリスクが

再認識されてトルコリラは売られるかと思いましたが、

実際はほとんで売り込まれる動きは見られていません。

 

テロがなかった44円台も見られたかもしれませんね。

 

ただ、先日の総選挙での与党勝利がトレンド転換に

なったと考えるのは早計だと思っています。

 

そんなにわかりやすいトレンド転換なんて、

めったにあるものじゃない!

 

もちろん過去には、プラザ合意とか

わかりやすいものもありましたけどね。

 

まだまだと思って、ショート勢がナンピン

売りあがり、気付いたころには

「ひょっとして、トレンド変わってる?」

となって初めて分かるものです。

 

したがって、私みたいなロングが多数いる限りは

自虐的ですが、客観的にはまだまだ

底は見えていないということだと思います。

 

もう一度40円割れは覚悟しなければいけないと

思いつつ、吹き上げるリスクもあるので

売って安値で買い戻しなどということは

できないままホールドとなりそうです。

 

 

 

ドル高に立ちはだかる壁

先週の雇用統計を受けて急伸したドル円ですが、

やはり123円台半ばが相当重たいようです。

 

それほどインパクトのないはずの要人発言を

ネガティブに受け止めたりしては下がってきています。

 

下に行きたいという見えない力を感じますね。

122円50銭が固く、押し目買い意欲も見られますが

それを割ると、雇用統計前の121円台まで下げが

加速しそうです。

 

いくらドル買いに傾いていても、対円では、

122~125円くらいのレンジが、そろそろ限界なのかも

知れませんね。

 

雇用統計での大幅な値動きって、ほとんどの場合

トレンド転換にはならないんですよね。

結局しばらく時間を置いてもとに戻るというのが

定番っていう・・・。

 

今は円が相場の主要テーマではないので、

トルコリラ円にとっては、ドルが弱いほうが

価格を維持できそうです。

ユーロドルはパリティを目指すのか?

先日のECB追加緩和発言、そして

プライズ級に強かった米雇用統計で、

ユーロドルの下落が止まりません。

 

サポートだった1.0810は一瞬で割り込みました。

このあとサポートらしいサポートも1.05まで

見当たらないように思います。

 

欧州利下げ(しかもマイナス金利)、アメリカ利上げと

双方の金融政策の差が浮き彫りとなったので

非常に方向感が明確になった感があります。

 

もう今はショート天国、売っていれば大して

タイミングを図らずとも儲かる相場です。

 

そしてユーロと米ドルが等価(パリティ)に年内に目指すと

いう鼻息の荒い人々も俄かに増えてきました。

 

でも私は年内パリティなんてありえないと思います。

 

来年にはなる可能性高いと思います。チャート的にも、

市場のセンチメンタトも、ユーロ安のこの大相場は、

ユーロドルがいったん1.00をきらないとおさまりがつかないでしょう。

 

ただ、年内は時間と材料はなさすぎる。

投機筋は12月上旬で手じまいしますし、11月はヘッジファンド

決算でもあります。 

12月のアメリカの値上げは、すでに78%織り込まれているので

どこまで材料として相場を動かすのか疑問です。

欧州の追加緩和も同じです。

 

このように、ターゲットポイントが遠い(この場合まだ700pipsあります)

ケースでは、そんな遠いところまで売り込めない、じゃあ

一旦ショートスクイーズしようか?となります。

 

ただでさえユーロドルのショートカバーは強烈ですが、

今回みたいに「全員ベア」の時は、その威力はさらに増します。

 

ヘッジファンドの決算、クリスマス休暇まえの手じまい

など、ポジションの逆流とショートスクイーズが入って、

私は今年はユーロドルは一旦それなりの水準(1.10台とか)

まで戻すのではないかとひそかに考えています。

 

 

 

窓埋めはあるのか?

超短期のドル円に夢中になり、

本業のトルコリラのことを置き去りにしていました(汗)。

 

あまり日々の動きを気にしないように

意図的にそうしていた面もあるのですが。

 

それにしても、すごいことになっていますね。

 

総選挙で与党が過半数というニュースが流れた

日本時間の朝方から大きく窓を開け、42円台で始まり、

ヨーロッパ時間に入ると43円台半ばをつけました。

 

日々の動きは関係ないといいつつ、素直に嬉しいです。

 

トルコリラがここまで売り込まれていたのは、

経済というより政治的要因が大きかったですから

それが解消の方向に光が差したということで

トレンド転換となると期待したいところです。

 

ところで、本日大きく窓を開けて始まりましたが、

窓を埋めるのかという点は非常に気になります。

 

自分は、ドルストレートや、メジャーなクロスの

通貨ペアの窓は、9割がた1週間から1ヶ月以内に

埋めると思っています。(過去チャートを見ても実際その通りです)

 

しかし、今回トルコリラ円が窓を埋めて41.3円に

逆戻りするかは、微妙だと思います。

 

マイナーな通貨ペアは、窓を埋めない場合もあります。

そもそも掛け算の結果であるクロス円で、しかも参加者が

少ないので、しっかりと窓を埋めるような力学が働くかは

わかりません。

 

埋めるかもしれないし、埋めないかも知れない。

五分五分だと思います。

 

だから、跳ねたところを売って、窓を埋めたところで

買い戻そう、なんて虫のいいことは考えないようにします。

 

埋めたら埋めたで仕方ない。

 

上下して時間が経てば、その分スワップがもらえる

のだからいいじゃないか。

 

そう考えることにします。

 

日銀据え置き後の乱高下3

それほど引っ張るネタでもないのですが、

自分としてはかなり衝撃的な値動きだったもので・・。

 

日銀の追加緩和見送りの発表後、120.30近辺まで

急落したドル円はすごい勢いで値を戻します。

 

60、70、80・・・

そしてついに発表前の水準である120.90へ。

 

この過程で、止めておけばいいものを

二匹目のドジョウを狙って120.68で

ショートを作ってしまった私。

 

異変には早く気づくべきでしたが時すでに遅し。

なんと121円を超えてきたではありませんか。

 

一体何が起きたのか?信じられません。

 

ニュースでは、日経平均の上昇だとか、

補正予算の報道が材料視されたとか

もっともらしいことを書いていますが、

実際のところ、

 

緩和見送り

→ロングの損切りで上が軽くなったのに加え、俄かショートが生まれる

→そいつらを狩ってやろうとストーリーを描いていた筋が仕掛ける

 

となって、どんどん上に上に持ち上げられてしまったのでは

ないかと思っています。材料云々は後付けでしょう。

 

自分はと言えばあまりのわけわからん動きにパニック気味です。

多くの個人投資家もそう思ったのではないでしょうか?

実際、「往復ビンタ」をくらった人も多数発生した模様。

 

しかし、数々の失敗が私を少しは成長させてくれていたみたいです。

 

何をしたかというと、ほとんど悩むことなく121円でショートを

損切りし、ドテンでロングを作ったのです。

 

その後の展開もすさまじいものでした。

2銭、3銭単位でぐんぐん上がっていき、

ものすごい上昇エネルギーで121.40超えまで

駆け上がりました。

 

私はというと、121.30ロングを止めて、2回目の

俄かショートでの突発的な損失をほぼ埋めることが

できました。最初のショートの利益を失わずに済みました。

 

とまあ、そんな経緯があったわけです。

その後はまたドル円は失速しますが

もう手出しは一切しませんでした。

 

利確したあとに余計な欲を出すと大やけどする。

ナンピンするくらいならドテンしろ。

 

またしても相場の格言を学んでしまいました。

今回は大怪我にならなかったのは、

一瞬はパニックになったものの、冷静さを

失わなかったからだと自己分析しました。

 

二匹目のドジョウを安易なノリで狙うのは・・・

 

もうやめます。

 

 

 

 

 

 

日銀据え置き後の乱高下2

さて、前回10月30日の日銀政策決定会合の時の

動きを書きましたが、続きがあります。

 

追加緩和見送りのニュースが流れた直後、

120.90前後から一気に120.30まで下げましたが、

その後すぐに60くらいまで切り返しました。

 

自分の経験では、こういってイベント直後に

切り返した時は、必ずと言っていいほど第二波が

くると信じていました。実際雇用統計などでも、

良く見られる光景ですし。

そして結局は120円を割ってしまうのだろうなと。

 

ということで、1回目の利食いのあと、

120.68で再度売りなおしました。

やめておけばよいものを、成功すると人間の欲は

きりがありません。

そうすると、しばらく揉み合ったのちに、

80を突破され、まさかの発表前の水準である90に到達。

 

この時点で何かおかしいと勘づくべきでした。

 

続きは次回にします。

 

日銀据え置き後の乱高下

本日は日銀の政策決定会合がありました。

 

まわりでは、黒田バズーカ期待論も多かったです。

 

株や為替のロングをもっているいて、含み損を

抱えている人にそういう人が多かったな。

 

しかし黒田さんは「白馬の騎士」ではありません。(黒だしね)

 

零細個人投資家の救世主になる気などさらさらありません。

 

厳しい金融の世界をいやというほど見てきた黒田氏は、

他人に頼れないと塩漬けポジションを救出できないようなら、

「さっさとロスカットしてしまえ!」お怒りにはるはずです。

多分。

ということで、追加緩和は無し、チーン。

 

実は私は追加緩和が絶対ないと思い、ドル円のショートを

120.90で仕込んでいました。20万通貨を。

 

日銀の発表後、値が飛びました。

8月と違い、ポジション持っているほうに飛ぶのですから

大歓迎(アゲインストなら最悪ですが)、まるで

自分も鳥になって空中散歩しているような爽快感です。

 

すぐに120.50を割り、120.3円近くへ飛び立ちます。

自分は120.43で利益確定できました。

久々の会心トレードでした。

 

もし、黒田バズーカが火を噴いていたら?

その時は爆死していたかもしれません。

でも黒田バズーカに今回は弾は入ってないと

確信できていたので、大きなポジションをとることができました。

 

結果は反対1人のいつもどおりの結果。

追加緩和の是非についても議論にならなかった模様です。

思っていた通りでした。